芝浦工業大学土木工学科 マテリアルデザイン研究室 本文へジャンプ
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研究室で主として取り組んでいるテーマ
(1)セメント材料、エコマテリアル
  セメント水和、混和材の反応機構、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ、その他副産物、再生骨材等
(2)コンクリートの耐久性
  塩分浸透、中性化、鉄筋腐食 など
(3)施工支援
  養生の影響度、強度発現、表層コンクリート品質、かぶりコンクリート など
(4)耐久性メカニズム
  空隙構造、遷移帯 など
(5)構造物のメンテナンス
  実構造物の調査 など
(6)その他

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2020年度

研究室で取り組んでいる研究  研究の詳細は、研究タイトルをクリックすると見られます

【材料】
塩基度の異なる高炉水砕スラグがモルタルに与える影響
     (M2 宮﨑、鐵鋼スラグ協会)

国内外で生成される高炉水砕スラグは製造ごとに塩基度が変動する。塩基度は活性度の指標として用いられているが,スラグを高置換した場合の影響を整理しながら,塩基度の異なるスラグの上手な利用方法を精査する。

成果は こちら

【材料】
離型剤を用いたコンクリートのフレッシュ性状改質に向けた一考察

       (B4 川村、大日本土木)

脱枠を容易にするために用いられる離型剤を少量コンクリートに練り込むことで,フレッシュコンクリートの改質を目指す。

                      成果は こちら

【材料】
CSH硬化促進剤の空隙改質メカニズムの解明
(B4 野口、ポゾリスソリューションズ)


CSH硬化促進剤を少量添加することで空隙(特に遷移帯)を改質し物質移動抵抗性を改質できることが分かっている.そのメカニズムの解明のためにBleeding抑制効果の影響度を調査する。


成果は こちら

【材料】
塩分固定化材を用いた高度な遮塩コンクリートの開発
     (B4 宮脇、デンカ)

塩分固定化材を用いることで外部から浸透した塩化物イオンを固定化できる。W/Cの異なるコンクリートでの効果の確認とその固定化量を定量的に明示して,将来的に利用できるように整備する。



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【材料】
再生細骨材を用いたモルタルの改質に向けた方法の検討
     (B4 湯屋、東京テクノ)

再生細骨材を用いたモルタルは強度発現が小さく,利用できない。強度や品質を改善するために炭酸化やCSH硬化促進剤の有効的な活用方法を模索する。


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【耐久性】
無機系塗料を塗布した鉄筋の耐腐食性の検討
        (M1 白石(主)、IMC技研)

鉄筋腐食を抑制するために新規開発した無機系塗料の腐食抑制効果を電食と自然暴露で追う。
 

【耐久性】
ガラス粉末を用いたASR抵抗性向上のメカニズムの検討

      (M2 Ludmila、藤野興業)

高炉スラグ微粉末を高含有したコンクリートは、温度依存性が大きいと推測される。高温履歴による物理的性質と水分浸透などの物質移動抵抗性について整理・考察する

     

【耐久性】
水分浸透試験を通じた空隙ネットワークの推定

             (M2 澁谷)

短期の水掛かりによる水分浸透試験では,コンクリート種類の物質移動を計測しているが,高炉スラグ微粉末を用いると挙動も変化する.表層のコンクリートの品質を評価するための試験方法とその解釈を検討する。
    

【耐久性】
遷移帯が物質移動に与える影響の定量化

              (M2 深澤)

コンクリートには遷移帯が生成し,物質移動を左右すると考えられている。一方で空隙のネットワークはマトリックス中の空隙も大きく関与する。ここでは,遷移帯が物質移動にどの程度影響を与えるかを表現することを目的とする。
 

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【計測】
表層コンクリートの品質調査確立に向けた簡易超音波計測手法の検討

        (B4 中島、佐藤工業)

表層のコンクリートの品質は構造物の寿命に大きく影響する。その計測手法が提案されているが,できるだけ簡易に評価できる方法を検討するために,携帯型超音波測定装置の有効性調査する。

 

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【計測】
電気抵抗によるフレッシュコンクリートの分離状態把握
   (B4 八代、戸田建設_D1 山田)

電気抵抗は水分やモルタルなどの判別が可能だと考え,フレッシュコンクリートの分離状態や充填状況を非破壊で調査する可能性を模索する。

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【補修】
水中不分離ひび割れ補修材の最適配合の検討

      (B4 大橋、全国躯体止水協会)

水中構造物に生じたひび割れを補修するためには,水中で分離せずに流動性を保って施工する必要がある。微粒子を用いたひび割れ注入材の水中不分離性付与のための,最適配合を模索する。

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【調査】
学生の集約した劣化構造物の統計調査と学習ツールの開発

           (B4 森田)

10年間学生が提出したコンクリート構造物の劣化報告を取りまとめ,どのような構造物に劣化が多く生じているか,学生がどのような構造物に興味を引かれるか,またどのような情報を提示すると劣化メカニズムの学習に役立つかを分析し,次年度以降に活用できるツールを開発する。


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【調査】
博多駅前陥没事故の迅速復旧にみる土木構造物の重要性

       (B4 永元)

4年前の博多駅前の陥没事故の迅速復旧は世界的に賞賛された。この迅速復旧が可能となった背景に迫る。また何がその復旧にクリティカルに影響するのかを紐解く。


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