芝浦工業大学土木工学科 マテリアルデザイン研究室 本文へジャンプ
Reaserch

2013年度

研究室で取り組んでいる研究

【体積変化と水和】
温度履歴による体積変化と水和進行の把握
                            (担当:杉本(B4))

混合セメントの熱膨張係数は普通セメントよりも大きいことは知られている。さらに,加熱・放熱時における膨張収縮過程において,混合セメントでは不可解な現象が認められる。そこで,セメント水和の観点からそのメカニズムについて検証する。


研究成果は こちら 

【耐久性メカニズム】
中性化におけるCO2濃度の相違が空隙構造に与える影響

                             (担当:本多(B4))

●高炉セメントと普通セメントでは,促進中性化試験における炭酸化の影響は異なる。昨年度は化学的なアプローチを試みた。本年度は空隙構造の変化について測定を試みる。




               研究成果は こちら

【耐久性メカニズム】
塩分浸透の深さ位置における固定化の評価

                             (担当:田中(B4))

●塩分浸透過程では,塩化物イオンが水和物に取り込まれて進行する。深さ方向における塩分の固定化がどのように進行していくのか,実験により明確にする。





                   研究成果は こちら

【施工管理(凝結)】
四電極法を用いた凝結管理と水分の逸散過程の把握
                             (担当:作広(B4))

●昨年までの研究で四電極法を用いることで,脱型時強度や長期強度,耐久性の推測ができることが示唆された。一方,電気伝導率による凝結管理もすでに構築している。ここでは,四電極法により凝結管理ならびに脱型後の水分逸散・供給過程を計測可能かを調査する。


研究成果は こちら  

【温度ひび割れ】
低発熱高炉セメントと膨張材による温度ひび割れ抑制技術の検討

                            (担当:田邉(B4 )

●低発熱型高炉セメントB種が市販されているが,発熱量やひび割れ抑制効果は低熱セメントには及ばない。そこで,膨張材との組み合わせによる効果を検証する。さらに,温度履歴下の強度発現と発熱の関係をモルタルにて調査する。




研究成果は こちら  

【養生評価】
□養生の相違が塩分浸透に与える影響評価
                             (担当:黒田(B4))

●養生が異なれば形成される空隙構造が異なるが,塩分浸透を浸漬試験する場合,再水和の影響があるために,その相違を明確に表現できない。そこで,昨年度検討した非定常状態の電気泳動試験を用いて,養生の異なるコンクリートの塩分浸透を評価する。




                 研究成果は こちら

【リサイクル】
CO2を吸着させた改質再生骨材の乾燥収縮挙動

                             (担当:松田(B4))

●再生骨材にCO2を吸着させることで骨材の改質が期待できる。昨年は二種類の検討を実施した。本年度はさらに異なる種類の骨材への適用により再現性を検証するとともに,乾燥収縮量の低減メカニズムについて検討する。









研究成果は こちら  

【社会】
女性土木技術者の活躍の場の検討

                             (担当:関本(B4))

●一般的に男社会と思われがちな土木業界であるが,女性の志願者も増加しつつある。女性土木技術者の活躍の場は非常に多いと感じていることから,女性土木技術者の向上やその活躍の場について,考えていく。

 
             研究成果は こちら

【劣化診断】
GISを用いた構造物設置環境による劣化予測

                    (担当:石田君(B4:安納研究室))

構造物が設置されている場所または設置される場所は,GISや航空写真等を用いることで地図上で認識可能である。外部作用環境や障壁などを推測することで,外部作用力を推測し,現地に行かずとも劣化予測できる手法を検討する。









  
 研究成果は こちら 

【社会】
市民目線での構造物維持管理支援システム

                             (担当:西武建設))

鉄道等を利用する一般市民が市民の目線で構造物を監視できるには,どのようなことを懸念する必要があるのかを整理したうえで,学生と連携して意見集約可能なシステムを構築する。









 


2012年度はこちら
2011年度はこちら
2010年度はこちら
2009年度はこちら

  Since 2009.4.1 Material Design Laboratory (Iyoda Lab.) @2009