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2010年度
研究室で取り組んでいる研究はこちらのPDF

□XRDを用いたコンクリートの配合推定
(担当:村上(M1))
●XRDを利用して使用されていたコンクリートの配合推定やセメントの特定を行うための基礎データを入手する。また、セメントならびに硬化体中の混和材料の量の推定手法を確立する。 |
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□養生や暴露環境の相違が高炉セメントの水和反応に与える影響
(担当:濱田(B4))
●養生や暴露環境により高炉セメントの水和反応は大きく影響を受けると推測できる。そのため、その影響度を選択溶解法を利用して実験的に検証する。また、XRDやTG−DTAを併用してその水和物等の相違についても検証する。 |
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□打ち重ね可能時間の定量的判定手法の開発
(担当:白川(B4))
●コンクリートの打ち重ねの時間は適切にコントロールしないと欠陥となりうる。そこで簡易的に打ち重ね可能時間を判定できる手法について、検証する。 |
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□再振動締め固めが強度・耐久性に与える影響
(担当:田畑(B4))
●コンクリートに再振動締め固めを実施することは良いことであるといわれているが、定量的な実証はあまりされておらず、圧縮強度のみで判定されている。そこで、耐久性の観点から実験的に効果を定量化することを試みる。 |

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□高炉セメントの塩分固定化メカニズムの検討
(担当:松ア(M2))
●高炉セメントコンクリートは普通ポルトランドセメントを用いたコンクリートと比較して塩分固定化能力が大きいとされる。そのため拡散則ではその浸透を評価できないと考える。そこで、そのメカニズムを塩分の形態の違いによって整理する。 |
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□養生期間の相違が物質移動透過速度に与える影響
(担当:豊村(B4))
●養生期間が異なることでコンクリート中の空隙構造は異なると想定される。そこで、その相違が物質移動透過性(中性化,塩害)に与える影響を定量的に評価する。 |
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□表層コンクリートの深さ方向における物質移動透過性評価システムの構築
(担当:青木(B4))
●非破壊試験ではトレント試験に代表される表層コンクリートの耐久性把握を実施されつつあるが、どの程度の深さまでを有効と出来るが不明なところもある。そこで、コンクリートコアを用いて簡易的に表層コンクリートの品質を判定できる手法構築を検討する。 |
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□各種表面含浸材の塗布時期が物質移動抵抗性に与える影響
(担当:石川(B4))
●近年利用され始めつつある、表面含浸材においてその塗布時期(新設時および劣化が進行している時期)による効果の相違について実験的に整理し、適切な塗布のタイミングについて評価する。 |
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□コンクリート内部湿度測定による周囲環境影響領域特定の検討
(担当:高木(B4))
●内部湿度を測定することで、周囲の環境がコンクリート内部の湿度分布に与える影響を定量的に明らかとする。周囲の影響を受ける領域を特定することで、乾燥収縮量の推定につなげる。。 |
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□トンネルの二次覆工コンクリートのひび割れ対策
(担当:井ノ口(M1))
●トンネルの二次覆工コンクリートにはひび割れが多く発生するといわれる。その影響はトンネル貫通時の環境変化が大きいと推測する。そこで、実構造体中にひずみ計やコンタクトチップを貼り付け収縮量を測定するとともに、コンクリート内部の温湿度や坑内の環境を測定して関連性を見出す。 |
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□近赤外線を用いた表面含浸材塗布量の推定に関する検討
(担当:遠藤(B4))
●無色透明の表面含浸材塗布の有無ならびにその塗布量を非破壊試験により推定できるシステムを構築する。竣工検査や施工時の塗布の検査に利用できるようなシステム構築を目指す。 |
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