芝浦工業大学土木工学科 マテリアルデザイン研究室 本文へジャンプ
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2012年度

研究室で取り組んでいる研究

【セメント開発とメカニズム】
環境負荷低減を目指した高性能セメントの開発
                           (担当:小宮山(B4))

●高炉スラグ微粉末を用いてA種相当品(20%程度置換)の性能を向上させるべく、各種混和材を添加した三成分系セメントの特性を把握する。そのうえで、塩分浸透性に与える水和物や固定化能力の影響を定量的に評価する。









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【水和反応】
高炉スラグ微粉末の反応における結合水と圧縮強度の関係

                             (担当:中内(B4))

●アルカリ刺激剤を用いた高炉スラグ微粉末結合材(クリンカレス)の反応度(結合水)と圧縮強度の関係を把握する。将来的には高炉スラグ微粉末の反応メカニズムの解明に資するデータを蓄積する。









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【施工管理】
比抵抗を用いた耐久性を満足する養生終了タイミングの推定

                 (担当:一ツ柳(B4),三坂(佐藤工業))

●比抵抗を用いることで、コンクリート内部の水分状態が把握できる。これを応用して、セメントの水和度合いならびに乾燥度合いを定量評価することを目的としている。この結果とコンクリートの耐久性を関連付けることで養生終了タイミングを推定する。









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【耐久性】
高炉セメントC種に塗布した養生塗膜材の効果
                             (担当:小倉(B4))

●高炉セメントC種は高炉スラグ微粉末が大量に添加されていることから、養生不足の影響を大きく受けることが知られており、脱型時期を延期する必要がある。特殊な養生塗膜材を用いることが、どの程度の養生効果を得られるのか定量評価する。


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【耐久性】
混合セメントにおける促進と大気の中性化進行メカニズムの検討

                            (担当:豊村(M2))

●混合セメントを用いたコンクリートでは、促進中性化と大気での中性化では進行速度が大きく異なる。その原因を追究するべく、その場XRD測定やTGを用いて生成物や空隙構造の違いを把握する。









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【耐久性評価】
簡易な電気泳動試験による塩分拡散係数の推定方法の確立
                             (担当:原沢(B4))

●定常状態となった電気泳動試験で求める実効拡散係数は、見かけの拡散係数と大きくかい離している。そこで、電気により促進をしながら非定常状態での塩分浸透深さを測定して拡散係数を算出する手法を確立する。









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【補修】
無機系ひび割れ注入材の物性とその効果の検証

                             (担当:佐藤(B4))
●無機系のひび割れ注入材をひび割れの表面付近に含浸しとどめることで、物質移動抵抗性を著しく低減できると考える。そこで、異なったひび割れ幅へ注入した場合の物性と効果を検証する。






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【リサイクル】
再生骨材利用コンクリートの割裂試験のバラツキとその抑制方法の検討

                             (担当:亀山(B4))

●再生骨材を普及させるために、低コストで性能を向上させることが望まれる。そこで、W/Cの異なる原コンクリートを破砕して製造した再生骨材を用いたコンクリートを作製して割裂試験のバラツキを評価する。またコストを抑えるための方法を検討する。



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【社会】
土木工学科と社会全体の土木イメージアップ大作戦

                            (担当:福島(B4))

●土木のイメージは、各方面からみてもあまりよくない。そこで、土木工学を目指す高校生や土木工学科に在籍する学生に広くアンケートを取り、土木のイメージを向上させるために必要な要素を考え、PRできる資料を作成する。









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